提灯まつり 7月14日 宵まつり

 「提灯まつり」は、加納天満宮の境内社、津島神社の例祭(7月15日)の宵祭り(前夜祭)です。津島神社には、知恵と勇気で八俣の大蛇(やまたのおろち)を退治したと言われるスサノオノミコトがお祀りされています。

  大きなささ竹の枝に赤丸提灯をつるし、あたりが暗くなる頃、提灯に灯りをともし、それを担いで町内ごとに天満宮境内の津島神社を目指し、無病息災を祈ります。献灯する提灯は赤丸提灯。これは、八俣の大蛇の赤い目を象徴します。8つの長い首と頭、赤い目が2つずつ。合わせて16個の目が、ささ竹とともにユラユラ動きながら一斉に境内に繰り込んで来る様は実に壮観です。この祭りが終わると夏の開演です。大蛇を退治したご祭神のご神徳をいただいて、夏を元気にお過ごし下さい。